長野県フットボールマガジン『Nマガ』

高校年代が賑わった7月を経て。県選手権とWEリーグ杯開幕へ【お知らせ】

“長い梅雨”が明け、8月となりました。というのは、AC長野パルセイロが2カ月半ぶりの白星を挙げたからです。

前節は加藤弘堅選手の決勝点で、SC相模原に1-0と勝利。先週加入したばかりの加藤選手ですが、名前の読み通り、早速チームに“貢献”してくれました。チームとしても10試合ぶり勝利かつ13試合ぶり無失点と、後半戦初戦で絶好のスタートを切り、ここからの巻き返しに期待がかかります。

加藤弘堅が救世主となりて。相模原のエナジーを裏返す【J3第20節・相模原戦/マッチレビュー】

7月は高校年代の大きな大会も続きました。AC長野パルセイロU-18が日本クラブユース選手権大会に初出場。グループステージで3戦全敗に終わりましたが、どの試合も十分に勝機を見出していました。筆者は全3試合を取材しましたが、大会を通じてアカデミーが持つ可能性を感じられ、クラブの未来に希望を抱くことができました。

月末には全国高校総体(インターハイ)も開幕。長野県代表の松商学園は、初戦で羽黒(山形)に敗れましたが、10年ぶりの全国舞台で常連を相手に粘り強く戦いました。長野県勢としては初戦の壁に阻まれる年が続いていますが、冬の選手権ではなんとかその壁を突破してほしいところです。

今月26日(土)からは全国高校サッカー選手権大会の県予選が開幕。全国出場をかけて72校が凌ぎを削ります。Nマガでは総体と同様、精力取材を予定しておりますので、高校生たちの勇姿にご注目ください。

総体と同じく26日には、WEリーグカップが開幕します。AC長野パルセイロ・レディースは元カンボジア代表監督の廣瀬龍氏を新指揮官に据え、タイ代表FWタニガーン・デーンダー選手を獲得するなど、話題性ある動きを見せています。開幕に向けたコンテンツもたっぷりとお届けしますので、ぜひお楽しみください。

7月31日には、白馬村を拠点とするアラグランデFCの記事を掲載しました。読者の方から「白馬にこんなチームがあるのは知らなかった」と感想をいただきましたが、今後もまだ知られていないアマチュアサッカーの魅力を逐一お届けしていきます。情報提供いただける方がいましたら、ご案内ページのお問い合わせフォームよりお願いいたします。

アラグランデFCの挑戦。スキーの聖地・白馬に新たな文化を ※無料

アマチュアサッカーに関しては、まずは知っていただくことが重要であり、“基本的”には無料掲載を心がけています。ただ、媒体を立ち上げて間もないこともあり、取材費の捻出が難しい現状もあります。Nマガでは個人スポンサーや法人スポンサーも募集しておりますので、ご協力いただける方はお問い合わせフォームよりお待ちしております。

まだまだ暑い夏が続きます。炎天下でも熱いプレーを見せてくれる選手と、それを支えるスタッフからパワーをもらい、この夏を乗り越えていきましょう。どうか体には気をつけながら、目の前にあるフットボールをお楽しみください。

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