1カ月間のキャンプが終了。攻守ともベースアップ遂げて開幕へ
長丁場に渡るキャンプを終えた。積雪の残る長野を後にして、早1カ月。静岡県と大阪府の二拠点でトレーニングを積み、攻守ともにベースアップを遂げる。新戦力の基準の高さが、既存戦力にも刺激を与えているのは間違いない。充実したキャンプを開幕戦の予想スタメンとともに振り返る。
実戦を通して意思共有。課題改善にも着手
歴代最多となる16人の新戦力を迎えてキャンプイン。既存戦力との融合も一つのテーマかと思われたが、髙木理己監督からすればそういった感覚はなかったようだ。新戦力の多くはかつての教え子で、それ以外の選手も対戦相手として特徴を熟知してきた。そもそもスタイルに合った選手を揃えているわけで、「新加入選手も既存選手も関係なく、融合せざるを得ないところはある。もし『バラバラになれ』と言っても、また集まってくるようなグループだと思う」。
実際に仕上がりは早かった。長野では積雪の影響で思うようにトレーニングできず。本格的にボールを熱かったのはキャンプからだったが、初日で既にキレのある動きを示す。始動4日目の藤枝MYFC戦では、J2を戦う相手に1-1とドロー。随所に個の力の差を見せつけられたが、トータルすれば負けず劣らずの内容だった。
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