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安東輝が放った“輝”き。27歳でプロ入り遂げたテクニシャン【惜別コラム】

27歳にしてプロデビュー。安東輝の卓越した技術とセンスは、J3でも十分に通用した。

東京国際大学を卒業後、テゲバジャーロ宮崎(当時はJFL)を経て、関東1部のクラブを転々とする。栃木シティFCに所属していた昨季、長野とのトレーニングマッチで好パフォーマンスを披露。チームメイトとともに練習参加をつかむ。シュタルフ悠紀監督の誘いを受け、今季から加入が決まった。同指揮官はY.S.C.C.横浜時代にも練習生として招いたが、その際は獲得には至らなかった。

彼の武器は、なんと言っても足元のテクニックだ。メッセージ性のあるパス、相手の逆を突くセンス、正確無比なキック。スピードはさほどないが、ドリブルで運ぶこともできる。ボランチ、シャドーの位置で攻撃の起点となり、プレースキッカーとしてもチャンスを生み出す。

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