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田中康介ってどんな人? 福島の番記者に聞いてみた

写真提供:小林健志福島ユナマガ

12月25日、福島ユナイテッドFCのDF田中康介が完全移籍で加入することが決まった。立命館大学を卒業後、福島一筋で3年間プレーした24歳。髙木理己監督と同じく京都サンガF.C.でのキャリアも持つ彼は、一体どんな選手なのか。福島の番記者を務める小林健志氏に聞いた。

 

――福島で中核を担っていた田中選手が、同カテゴリーのクラブに加わりました。どんなタイプのプレーヤーでしょうか?

縦に突破していくところが一番の魅力です。右サイドも左サイドも両方できますけど、左はプロになってから。時崎悠監督、服部年宏監督、依田光正監督から指導を受けて、どちらも遜色なくできるようになりました。

――登録上はDFですが、もともとサイドバックの選手なのでしょうか?

立命館大学のときは右サイドバックだったそうです。プロ1年目の開幕前に左ウイングバックの吉田朋恭選手が急きょ移籍して、そこに田中選手が当てはまりました。

――ご自身の目から見て、右サイドと左サイドのどちらが適性だと感じますか?

どうでしょうね…。今季はほとんど左ウイングバックでしたけど、もしかしたら右サイドより左サイドのほうがいいのかもしれないです。左足のクロスもいいですし、アングルの作り方も左サイドのほうがやりやすいように見えました。

昨季は右サイドでプレーに迷いがあるようにも見えて、終盤は試合に出たり出なかったりしました。今季は右サイドに古林将太選手と柴田徹選手というスペシャリストがいたので、右サイドでプレーすることはほぼなくて、左サイドですごく頑張っていた印象があります。

――左サイドのほうが、外だけでなく中に向いてもプレーできて、良さが出るというところでしょうか?

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