5発大勝で7連勝フィニッシュ。首位・仙台の結果次第で優勝
ボアルース長野は12月23日、F2リーグ第18節をホーム・ホワイトリングで迎え、アグレミーナ浜松に5-1と勝利した。
第1ピリオドからセットプレーを中心にチャンスを演じる。ビルドアップでは、GK橋野司の持ち運びを生かしながら前進。籔内涼也が積極的なドリブルからシュートを放ち、欠場が続いていた田中智基も軽快な動きを見せる。あとはゴールだけが足りなかったものの、押し込んだまま第1ピリオドを折り返した。
第2ピリオドの立ち上がりは、やや落ち着かない時間が続く。得点ランクトップを独走する山桐正護に連続シュートを許すも、橋野がいずれもファインセーブ。徐々に流れを取り戻すと、26分にカウンターから先制する。自陣で米村尚也がボールを奪うと、渡辺大輔とのワンツーから折り返し、最後は渡辺が押し込んだ。
直後の27分にも、籔内がキレのあるドリブルから今季10点目。さらにエース・上林快人が豪快な左足を突き刺す。その後も相手のミスを突いて今日2点目を奪い、リードを4点に広げる。
終盤にパワープレーで1点を返されたが、岡本生成の今季10点目で突き放し、5-1と大勝。今季最多となる1,222人の観衆のもと、7連勝でシーズンを締めくくった。明日の試合で首位・ヴォスクオーレ仙台が引き分け以下に終われば、F2優勝とF1・F2入替戦進出が決まる。