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いざラストスパート。ケガ人の影響と強力攻撃陣を抑えられるか【J3第29節・琉球戦/マッチプレビュー】

FC琉球 vs AC長野パルセイロ

 

髙木理己監督の就任から1カ月が経った。派手さはないが、基本を忠実に落とし込み、着々と成果が見られている。それでも指揮官は「自分が来てからチームがああなったとかこうなったとかは、正直どうでもいい。すべては勝ち点」とあくまで結果に目を向ける。

今季ラストとなるナイターゲーム。日本最南端の地で、19試合ぶりの連勝を持ち帰れるか。

佐藤祐太が負傷。小西陽向は初先発なるか

前節は富山に3-1と快勝。新体制でホーム初勝利を挙げたことはもちろんだが、何よりも“眠れる獅子”の覚醒が好材料だった。地元出身の山中麗央だ。開始早々の今季初得点を機に、59分間でハットトリックを達成。まるで飢えたライオンのようにゴールへ襲いかかった。

近藤貴司の負傷離脱を受け、直近2試合は1トップで先発。とはいえ髙木監督は「(山中)麗央が穴埋めだったかと言えばそうではない。誰かが抜けた穴を誰かが埋めるわけではなくて、その週に良いパフォーマンスを出した選手が試合に出ている」と強調する。

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