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髙木理己監督「ORANGEの志を体現できれば這い上がれる」【練習初日コメント】

――初日のトレーニングを終えましたが、いまの心境はいかがですか?

もともとこのクラブに力があるのは十分わかっていました。それに見合う練習ができたと思います。(前節)奈良戦の結果は残念でしたけど、15時キックオフという過酷な状況の中での90分でした。疲労感がどうかなと思っていましたけど、疲労の素振りが顕著に見られた選手はいませんでした。私にとっては良い初日のトレーニングが組めたと捉えています。

――チームは現在15位です。ここから昇格を目指すという難題もありますが、どんな思いで長野に来ましたか?

話を正式にいただいたのは昨日のお昼です。時間は限られていましたけど、まずはシュタルフ悠紀(前監督)という自分の信頼できる、尊敬する指導者が率いていたチームということ。彼がどういうことを大事にして、どういうことを大切にしながら選手と関わって、チームを作ったのか。細かいところはわからないですけど、S級ライセンスの(講習の)同期として過ごした仲なので、想像はできます。そういったところで、少しでも力になれるのではないかと思いました。

あとは契約書の中に、J2昇格というフレーズが入っていました。それは私が思っていたことではなくて、クラブがまだ諦めていないというところ。その姿勢をクラブが示してくれましたし、私自身も這い上がりたい気持ちがあるので、そこがマッチして長野に入りました。

――今季は今治を率いて、長野に4-0と大勝した経緯もあります。長野はどんなチームで、どんな選手が揃っていると感じますか?

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