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上林快人が2季ぶり電撃復帰。F1復帰のラストピースとなるか

1年でのF1復帰に向けて、頼もしい即戦力が帰ってきた。6月16日、立川アスレティックFCに所属していた上林快人の加入が発表。2季前の“奇跡の残留”に貢献した男が、シーズン途中の電撃復帰を果たしたのだ。

立川で出番に恵まれず、古巣復帰を決意

2021-22シーズンに立川・府中アスレティックFC(現立川アスレティックFC)から長野へ移籍。ピヴォとして活躍すると、しながわシティとのF1・F2入れ替え戦第2戦ではチーム1点目を奪った。長野はそのゴールを皮切りに、2戦合計3点差を追いついて奇跡の残留。上林はそれを置き土産に、翌季から立川へ復帰した。

昨季の立川は日本代表を数多く擁し、F1で準優勝。上林は開幕戦こそ先発出場したものの、その後は出場機会に恵まれず、今季も第2節を除いてメンバー外となっていた。「監督も含めて全員が高いレベルで刺激し合えていた。やることをやっていれば試合に出られる自信はあったけど、今年に入ってもなかなか出られる機会がなかった」と本人は振り返る。

その中で「試合に出たいという思いがあったし、長野とは何度か話をしてすごく熱意を感じた。必要とされているチームでやりたいし、『あの時期があったから…』と言えるようにしたかった」と移籍を決意。山蔦一弘監督が「去年からほしかった選手だった」と明かすように、昨季から継続的にアプローチを受けていた。

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