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シュタルフ長野、始まりの地へ。ここから快進撃の続きを【J3第15節・北九州戦/マッチプレビュー】※無料

2022年3月13日。シュタルフ長野はミクニワールドスタジアム北九州でJ3リーグ開幕戦を迎え、ギラヴァンツ北九州に2-0と快勝を収めた。J2から降格してきた相手は髙澤優也(現町田ゼルビアFC)、針谷岳晃(現ジュビロ磐田)ら豊富なタレントを擁し、優勝候補の呼び声も高かった。1年でのJ2復帰を目標に掲げていたが、その出鼻を挫いたのは長野。シュタルフ悠紀監督体制での初勝利を飾り、ダークホースとして名乗りを上げた。

前半はやや押し込まれる展開が続くも、無失点で耐え凌いで折り返す。そして後半、56分に佐藤祐太のクロスを宮本拓弥が頭で合わせて先制すると、75分にもデューク・カルロスのクロスを森川裕基が頭で押し込んだ。狙いとしていたサイド攻撃で複数得点を決めると、守備でも集中を切らさずに無失点。遠いアウェイの地で開幕勝利を挙げた。

あのときに抱いた期待感や高揚感を、筆者は鮮明に覚えている。あれから1年3カ月が経ったいま、チームはクラブ史上初となるリーグ4連敗と苦しい状況。奇しくもこのタイミングで始まりの地・北九州に帰ることとなった。

一難去ってまた一難。ぶれずに戦えるか

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