長野県フットボールマガジン『Nマガ』

今季初の無失点で3連勝。前節から中2日、同じ11人で覚悟示す【J3第13節・宮崎戦/マッチレビュー】

テゲバジャーロ宮崎 0-1 AC長野パルセイロ

 

選手と監督の“覚悟”が伝わる一戦だった。前節・ホーム岐阜戦での勝利から中2日。ロングアウェイを意に介さず、同じスタメンで乗り込んだ。苦しい時間も少なくなかったが、かろうじてウノゼロで逃げ切る。今季初の無失点、アウェイ初勝利、公式戦5連勝、そしてリーグ3連勝。多くの好記録を持ち帰った。

判定に恵まれずとも、前半終了間際に先制

今節の先発メンバー(長野:3-4-2-1、宮崎:4-4-2)

相手は平均年齢23.27歳と若い陣容。彼らを勢いに乗せないことに加え、気候条件にも向き合わなければならなかった。試合前から大粒の雨に見舞われ、ピッチは多量の水を含む。ボールが伸びることもあれば、ベンチ側では水溜りによって止まることもあり、臨機応変な戦いが求められた。

立ち上がりは1トップの浮田健誠をターゲットに据えながら、セーフティーに放り込む場面が多く見られる。時間が経過してピッチに慣れると、ショートパスも用いて前進。4-4-2のブロックに向かいつつ、相手をおびき寄せて背後のスペースを突いていった。

(残り 2248文字/全文: 2831文字)

ユーザー登録と購読手続が完了するとお読みいただけます。

ウェブマガジンのご案内

日本サッカーの全てがここに。【新登場】タグマ!サッカーパック

会員の方は、ログインしてください。

« 次の記事
前の記事 »

ページ先頭へ