長野県フットボールマガジン『Nマガ』

髙木理己監督「ゼロか百かで言えば百を取って一切変えなかった」【J3第13節・宮崎戦/試合後コメント】

テゲバジャーロ宮崎 0-1 AC長野パルセイロ

 

――まずは試合の総括をお願いします。

アウェイでなかなか勝ち点を持ってこられない時期が続いていました。その中でなんとか勝てたことがすべてだと思っています。5月はリーグ戦が3試合しかありません。(首位)大宮と開いている勝ち点3が13ということを考えると、トーナメントとして捉えないと、大宮に向かっていく権利すら与えられないような状況です。そういう話をしてゲームに入ったので、内容うんぬんに関してはあまりこだわっていないです。

長野駅から宮崎空港までの運賃を調べると、55,000円弱でした。ここに来てくれている長野のサポーターの方々が、どれくらいの熱量を注いでこの地に来てくれているのか。その数字を見て、改めて頑張らないといけないと思いました。我々が勝っているのはすべてホームで、そのホームの後押しを経て今があると思っています。

その恩恵を受けて逆転勝ちを収めているのであれば、今日はせめてリュックサックだったりアタッシュケースに勝ち点3というお土産を持って帰っていただかないことには、「これはないぞ」という話をして選手を送り出しました。不格好だったかもしれないですけど、そういうマインドを持って我々は戦いました。それがボールを外に弾いてくれたことに繋がったのではないかと信じています。

今度は(県選手権決勝での)ダービー、(リーグ次節)金沢戦と続きますけど、AC長野パルセイロのすべての力を注いで向かっていきたいと思います。

(残り 1030文字/全文: 1709文字)

ユーザー登録と購読手続が完了するとお読みいただけます。

ウェブマガジンのご案内

日本サッカーの全てがここに。【新登場】タグマ!サッカーパック

会員の方は、ログインしてください。

« 次の記事
前の記事 »

ページ先頭へ