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120分の激闘から中2日。タフに戦い抜き、リーグ4戦ぶり勝利【J3第11節・北九州戦/マッチレビュー】

AC長野パルセイロ 3-2 ギラヴァンツ北九州

 

ルヴァンカップでJ1・京都を下して中2日。120分の激闘のダメージが残る中でも、ホームでタフに勝ち切った。4試合連続の複数失点を喫するなど課題も少なくないが、今節に関しては結果がすべてだ。置かれた状況でベストを尽くし、リーグ4試合ぶりの勝利、そして公式戦3連勝をつかみ取った。

先制許すも逆転。ビルドアップの狙いも機能

今節の先発メンバー(長野:3-4-2-1、北九州:4-2-3-1)

ルヴァンカップから中2日の長野は、スタメンを3人変更。工藤駿がリーグ初先発を飾り、3バックの中央に置かれる。一方、前節から中5日の北九州も2人を入れ替えて臨んだ。

開始から京都戦の勢いを維持するかのように、威勢の良い入りを示す。2分に山中麗央がオープニングシュートを放つと、それによって得たCKから再び山中がフィニッシュ。早くも得点の匂いを漂わせたが、先制したのは北九州だった。

5分、長野の自陣左サイドでのビルドアップ。杉井颯が左ウイングバックの田中康介につけるも、タッチライン際ではめられる格好となり、田中康介がバックパスのミスを犯す。ボールを奪った北九州は永井龍、矢田旭とショートカウンターを繋ぎ、最後は牛之濵拓が仕留めた。

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