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2点先取されるも、延長の末に大逆転。J1屈指の圧を跳ね除ける【ルヴァンカップ1stラウンド2回戦・京都戦/マッチレビュー】

AC長野パルセイロ 3-2(延長1-0) 京都サンガF.C.

 

ホームでJ1・京都を相手にジャイアントキリングを遂げた。前半のうちに2点を先取されるも、延長戦まで持ち込んで逆転勝ち。シュート数では10対21と大差がついたが、内容からすれば主導権を握った時間も少なくない。J1屈指の圧力を跳ね除け、札幌が待つ3回戦へと駒を進めた。

CKから2失点も、WBを起点に反撃

今節の先発メンバー(長野:3-4-2-1、京都:4-3-3)

長野はリーグ前節からスタメンを5人変更し、京都も10人を入れ替えて臨んだ。互いにハイプレスを強みとしており、前がかりに出る。長野の3-4-2-1に対し、京都は4-3-3。ビルドアップ時は3バックに3トップを当てられ、2ボランチには2シャドーを押し出される格好だ。その強度とスピードに苦しみ、なかなか敵陣に進入できない。

京都は攻撃も極めてスピーディーだ。4分には縦パス、フリック、縦パスと前進。一美和成のキープから、平賀大空にオープニングシュートを許す。さらに13分、三竿雄斗がロングボールを放り込み、パワフルストライカーの一美へ。マーカーの大野佑哉を振り切ってシュートまで持ち込まれると、それによって与えたCKから飯田陸斗に先制点を喫した。

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