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失意の前半から立て直すも、反撃は及ばす。4失点で今季初の連敗【J3第10節・琉球戦/マッチレビュー】

FC琉球 4-3 AC長野パルセイロ

 

『0-3』から『3-4』へ。失意の前半を経て、後半は意地を見せた。それでも結果からすれば今季初の4失点を喫し、今季初の連敗。順位もボトムハーフの11位に転落した。その現実を直視しながら、収穫と課題の両面に向き合うほかはない。

相手の出方に順応も、自分たちの流れ作れず

今節の先発メンバー(長野:3-4-2-1、琉球:4-4-2)

互いに中3日で続いた3連戦のラストゲーム。長野は前節からスタメンを5人変更し、森川裕基が開幕戦以来の出場を遂げる。一方の琉球も2人を入れ替え、岩渕良太が8試合ぶりの先発復帰となった。

当初は3バック同士の戦いが予想されたものの、琉球は出方が異なった。従来の3-1-4-2から4-4-2に変更。テクニシャンの岩渕を生かす形として採用したようだ。立ち上がりは岩渕にボランチの周辺を突かれるシーンもあったが、全体としては概ね適応する。1トップ2シャドーのスライドと、ボランチやウイングバックの縦ズレによってビルドアップを捕らえた。

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