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最終盤に追いつかれドロー。局面だけでなく、本質に目を向けて【第8節・今治戦/マッチレビュー】

FC今治 3-3 AC長野パルセイロ

 

髙木理己監督を筆頭に8人にとって古巣戦だったが、最終盤に追いつかれて勝ち点2を逃した。2試合連続となる3ゴールを叩き出すも、2度の2点リードを生かしきれず。指揮官の言葉を借りれば、「できたこととできなかったこと」の両輪に目を向け、中3日での鳥取戦に向かいたいところだ。

拮抗した前半。相手のウィークを突いて先制

今節の先発メンバー(長野:3-4-2-1、今治:4-4-2)

長野は前節からスタメンを2人変更。右サイドを主戦場としていた黒石貴哉が左ウイングバックに入り、マルクス・ヴィニシウスへの対策を課せられる。一方の今治は、連敗を阻止した前節と同じメンバーで臨んだ。

今治は初期配置こそ4-4-2だが、攻撃時はボランチが最終ラインに降りるなどして3-1-5-1に可変する。それに対して3-4-2-1の長野は、1トップ2シャドーが背中のスペースを消しつつ、相手の3バックを捕らえにかかる。立ち上がりは相手の流動性に後手を踏むも、徐々に順応。ボールを保持した際には、ミスマッチとなるワイドレーンから崩しにかかった。

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