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西田勇祐が大ケガを乗り越えて完全合流。紅白戦で右CBをこなす

不屈の若武者がピッチに帰ってきた。昨年8月の練習試合で右膝前十字靭帯損傷を負った西田勇祐が、先週末からトレーニングに完全合流。今日3日には復帰後初となる紅白戦に加わり、フルコートを駆け抜けた。

前向きなメンタルを維持。同年代から刺激も

全治8カ月と見込まれた中で、概ね予定通りの復帰となった。3月半ばにも完全合流に近づいていたが、強度を高めたことによってリバウンドの症状が現れる。そこから再び調整を重ね、前節・沼津戦翌日のトレーニングでフルメニューを消化。出場時間の少なかったメンバーとともに、対人練習を積んだ。

大阪キャンプの途中から部分合流したが、「そこからが長かった」と本人は言う。実戦モードに入るべく、フィジカルを追い込む日々。復帰が近いようで遠かったものの、「どんなにきつい走りでも、戻ってくることを考えたら頑張れた」。前向きなメンタルを維持しながら、ここまで辿り着くことができた。

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