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流れに反して失点も、畳みかけて逆転。総力でつかんだ今季初勝利【第5節・福島戦/マッチレビュー】

AC長野パルセイロ 2-1 福島ユナイテッドFC

 

連勝中の福島ユナイテッドFCをホームに迎え、待望の今季初勝利を遂げた。後半に先制されるも、気を落とすことなく逆転勝ち。3試合連続ドローとなんとも言い難い状況だったが、これで胸を張って4試合負けなしと言える。厳しい冬が続いた中で、ようやく春の兆しが見えてきた。

開始から恐れず前へ。数的同数も“上等”

今節の先発メンバー(長野:3-4-2-1、福島:4-3-3)

前節から中3日で臨む長野は、スタメンを7人変更。これまで右センターバックで出場していた黒石が、初めて右ウイングバックに入る。一方の福島は、U-19日本代表に招集された大関友翔が不在だ。中2日ということもあって6人を入れ替え、互いにフレッシュな面々が並んだ。

福島のビルドアップ時において、長野は1トップの山中麗央がアンカーの宮崎智彦を消しにかかる。1トップ2シャドーというよりも、2トップ1シャドーと言うべきだろうか。サイドバックに対してはウイングバック、インサイドハーフに対してはボランチを押し出し、マンツーマン気味のディフェンスを取った。

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