長野県フットボールマガジン『Nマガ』

再開初戦で見せた守備の徹底、若手の躍動。マイ仙台戦でも継続を

ウインターブレイクを経て、WEリーグが2カ月ぶりに再開した。上位のジェフユナイテッド市原・千葉レディースに対し、ホームで2-1と辛勝。公式戦での連敗を3でストップし、幸先良いリスタートを切った。タイキャンプでの積み上げも随所に成果として現れたが、今節のマイナビ仙台レディース戦でも継続できるか。

守備でリズムをつかみ、1点差で逃げ切る

上々の滑り出しとなった。エース・川船暁海が不在の中、1トップで先発した安倍乃花がファーストディフェンダーとして奔走する。それを伊藤めぐみが並列あるいは1.5列目から支えつつ、全体も呼応してハイプレスを仕掛けた。5分にCKから鈴木日奈子のゴールで早くも先制し、その後も長野のペースで推移していく。

安易なボールロストからピンチも招いたが、今季初出場となったGK伊藤有里彩のセーブなどで耐え凌ぐ。前半を1点リードで折り返すと、後半も守備の強度を緩めず。53分、右サイドの奥深くでボールを失うも、すぐさま切り替えて奪い返す。クロスによる波状攻撃は跳ね返されたが、岡本祐花がスローインでクイックリスタート。三谷沙也加が左サイドのポケットを抜け出し、折り返しを再び鈴木が仕留めた。

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