長野県フットボールマガジン『Nマガ』

一次キャンプで見えた成果。新旧戦力が融合、覚醒間近の獅子も

14日間の一次キャンプを終えた。16人の新加入選手を迎えたが、その多くが髙木理己監督のもとで指導を受けていたこともあり、フィットには時間を擁さない。そうではない選手も同様。スタイルに合致する選手を揃えたのだから、当然と言えば当然だ。

新旧戦力が融合を図り、大きなケガ人も現れていない。紛れもなく充実したキャンプだったと言える。2週間で見えた成果と、現状の戦力図を記していく。

リスクなくして成功なし。前の矢印強める

髙木体制2年目も、ベクトルが変わることはない。「前」「縦」「敵陣」――そんなワードが多く聞かれる。攻守ともにアグレッシブで、リスクをいとわないサッカーだ。「リスクを冒さずして、今年のJ3を勝てるのか。こじ開けないといけない」と話す指揮官。さらに「今年のJ2に昇格するチームは、J2を戦う力があるチームだと思う」と続ける。

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