切磋琢磨する守護神たち。ニューカマーも奮闘、一枠懸けて争う
御殿場キャンプの始動から、一週間が経った。7日目は快晴に恵まれ、富士山が最も映える一日。ウォーミングアップ中に絶景を見渡しながら、杉井颯は「やる気が出てきた」と声を弾ませる。疲労が蓄積される中でも、選手たちはハツラツとしたプレーを見せた。
数的不利の守備。田尻健の甲高い声が響く
午前は3対2のトレーニング。守備側からすれば数的不利を強いられるが、GKを交えれば同数となる。最後方からいかに味方を動かし、コースを限定できるか。守護神の役割が重要であることは、言うまでもない。
「相手のほうが選択肢を持っている中で、それを徐々に減らしていくこと。3人の真ん中がボールを持っているときは、2人で間を見て、外のどちらかに出させて2対2に持っていく。そこは持って行かせ方として意識していた」。そう話すのは、新加入の田尻健だ。甲高い声を響かせ、味方を積極的に動かす。
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