原田虹輝が架けた“虹”。川崎Fも認めた才能は、なお輝ける【惜別コラム】

小刻みなパスやドリブルに、思わず「上手い！」と声が漏れる。川崎フロンターレも認めたテクニシャンに、誰もが胸を躍らせた。

“技巧派軍団”と称される昌平高校から、当時J1王者の川崎Fヘ。2年間にわたって出番がなく、3年目はガイナーレ鳥取、4年目は長野で武者修行を積む。定位置確保には至らずとも、そのクオリティに疑いはなかった。5年目となる今季は長野とのレンタル期間を延長し、覚醒を期した。

本職はボランチだが、昨季からシュタルフ悠紀監督のもとで右ウイングバックに挑戦。第2節・愛媛FC戦で、左サイドからの折り返しを大外で押し込む。待望のJ初ゴールを記録した。

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