髙窪健人、力強きストライカー。生まれ育った関東で再起を【惜別コラム】
いわゆる“ゴリゴリ系”のストライカーだった。178cm、76kg。見るからにパワフルな体格を生かし、相手をなぎ倒しながら前進する。Jリーグ全体を見渡しても、希少になりつつあるタイプかもしれない。
ルーキーイヤーの2021シーズン開幕前。榊翔太、金園英学らJ1を経験したFWが揃う中、髙窪の序列は決して高いわけではなかった。しかしFWの核が定まらず、ケガ人も抱える中で、いきなり開幕スタメンに抜擢される。62分の出場でシュートには至らなかったが、力強い裏への抜け出しでゴールに迫った。
続くホーム開幕戦はベンチスタート。その後もメンバー定着には至らず、1年目は5試合の出場に留まる。2年目も同様に苦しみ、開幕から約2ヶ月で移籍を決断する。四国リーグのFC徳島で武者修行に励むこととなった。
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