秋山拓也は何度でも這い上がる。開幕戦での再会を心待ちに【惜別コラム】
「キャプテンらしいことはできていないけど…」。シーズン終盤、秋山拓也はそう吐露した。
たしかにキャプテンらしいタイプではない。とはいえ、重役を任されることによって変化もあった。ピッチ内外での言動と行動に、より一層の責任感が宿る。パーソナルトレーニングも、囲み取材でのコメントもそう。序盤戦で好調を維持する際には、メンバーが固定化されつつある中で、若手に競争を求める発言が聞かれた。
1年目は横山雄次監督のもとで10試合の出場に留まったが、2年目からシュタルフ悠紀監督の信頼を勝ち取る。キャリアハイの25試合に出場し、3年目となる今季を迎えた。キャンプ中に指揮官から相談を受け、キャプテンへ就任。本人は「そこまで驚きはなかった」と明かすも、予想外な人選だったように思える。親しみやすい性格ではあるものの、周囲を巻き込むようなタイプではなかったからだ。
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