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一時逆転も、一瞬の隙が仇に。今季を象徴するかのような結末【J3第38節・宮崎戦/マッチレビュー】

AC長野パルセイロ 2-2 テゲバジャーロ宮崎

 

6試合負けなしと無敗記録を伸ばした一方、3試合連続の引き分けでシーズンを締めくくった。内容に目を向けても、まだまだ詰めの甘さは拭えない。それでも、右肩上がりに成果があらわれたのも事実。課題を来季に持ち越し、さらなる高みを目指すまでだ。

前半は守備がハマらず。安易な失点も許す

今節の先発メンバー(左:長野、右:宮崎)

長野は体調不良の池ヶ谷颯斗に代わって大野佑哉、出場停止の船橋勇真に代わって高橋耕平が入る。一方の宮崎は先発7人を変更。キャプテン・代健司がケガから復帰するなど、フレッシュな陣容で臨んだ。

互いにビルドアップから前進を試みる。長野はゴールキックを蹴る試合が続いていたが、今節は3バックから丁寧に繋ぐ。自陣での軽率なパスミスも少なくないものの、随所に鋭いクサビからスピードアップを図った。

26分には高橋の縦パスを山本大貴がフリックし、近藤が抜け出す。ドリブルからシュートを放ち、GKのセーブに三田尚希が詰めるもオフサイドの判定。三田は2試合連続でオフサイドによってゴールが取り消された。

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