長野県フットボールマガジン『Nマガ』

負けられない隣県対決。主力不在をカバーし、隙のない戦いを【J3第28節・富山戦/マッチプレビュー】

AC長野パルセイロ vs カターレ富山

 

負けられない“隣県対決”だ。アウェイでの前回対戦は3-3とドロー。一時は2点差をつけるも、終盤に2失点して追いつかれた。その悔しさを誰もが覚えていることだろう。

今節は長野市ホームタウンデー。長野のプライドを懸けて、街を挙げた戦いとなる。ただの一戦ではないことを肝に銘じ、髙木パルセイロのホーム初勝利といきたいところだ。

大野が出場停止。3バックの人選やいかに

前節はアウェイでFC今治に0-2と敗れた。開始早々に大野佑哉が相手の決定機を阻止し、一発レッドで退場。それによって与えたFKで失点すると、前半終了間際にも追加点を許す。0-2で迎えた後半は、数的不利を感じさせない戦いぶりを見せるも、1点が遠く。髙木理己監督が就任後、3試合目にして初黒星を喫した。

指揮官は後半の戦いぶりを讃えた一方、前半の2失点を厳しく問い詰める。バックパスの連続、相手の決定機を手で阻止、ひざに手を置く行為――。立ち上がりと前半終了間際に隙を見せたことを悔やんだ。戦術やシステムうんぬん以前に、やるべきことをやり抜く。今週のトレーニングでは、それを強調し続けた。

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