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新体制初陣で見えた現状。手応えと課題を胸に、ホーム開幕戦へ【パル女通信】

「ベレーザに対して、どこまでできるのか。技術的にはまだまだだが、精一杯戦ってくれた」。新体制初陣を終えたのち、廣瀬龍監督はそう選手たちをねぎらった。

WEリーグカップ第1節。AC長野パルセイロ・レディースはアウェイで日テレ・東京ヴェルディベレーザと戦い、1-2と敗れた。女子W杯メンバーである植木理子に2得点を許すも、終盤にキャプテンの伊藤めぐみが一矢報いる。皇后杯王者を相手に善戦し、今季への期待感を抱かせた。

随所に見せ場あり。後半は交代選手が躍動

廣瀬監督はWEリーグカップに向けて、「(選手たちに)いろんなポジションでチャレンジさせたい」と話していた。初戦のシステムは4-3-3。その中で行われた“チャレンジ”は、福田ゆいのアンカー起用だった。昨季の序盤戦ではサイドハーフを務めた25歳。左足での展開力を買われ、中盤の底に置かれた。さらに、昨季は4試合の出場に留まった久保田明未が、左ウイングで先発入りを果たした。

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