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3月11日のニュース
MFL-今季導入予定のVARの機材は4会場分のみ!?
マヌエル・オットはトレンガヌに復帰

先月、タン前監督が辞任したスランゴールFCの新監督候補から前タイ代表監督のアレシャンドレ・「マノ」・ポルキン氏が外れたことが明らかになりました。残りはマレーシア人1名、外国籍3名ということですが、スランゴールFCのジョハン・ハミドンCEOはマレーシア人なら現在監督代行を務めているニザム・ジャミル監督の昇格、また外国籍3名はいずれもこれまでにマレーシアで監督を務めた経験がない人物と述べています。噂では本田圭佑氏の名前も上がっていますが、流石にそれはなさそうですが、いずれにしても今週中には明らかになりそうです。

MFL-今季導入予定のVARの機材は4会場分のみ

隣国のシンガポールやタイでは既に導入されているVARですが、今季からいよいよスーパーリーグにも導入されます。昨季のリーグ覇者ジョホール・ダルル・タジムFCと、マレーシアカップ準優勝のスランゴールFCがリーグ開幕戦として対戦するスンバンシーカップがマレーシアリーグにVARが初めて導入される歴史的な試合になりそうです。

スーパーリーグを運営するマレーシアンフットボールリーグ(MFL)のスチュアート・ラマリンガムCEOは、リーグ戦はもちろんのこと、マレーシアカップやFAカップを含めた今季の全試合でVARを導入するために努力していると説明する一方で、特にボルネオ島のサバ州やサラワク州での試合については、主な試合が行われるマレー半島から飛行機を使ってVAR設備を運び込む必要があることから、その移設が容易ではないことを認めています。

「MFLには現在、移動可能なVARの設備が4組あるが、毎節7試合が行われることから、今季の日程作成の際には、VARの移設についても効率的に行えるよう考慮する必要がある。」とスチュアートCEOは述べていますが、これを取り上げたマレーシア語紙ブリタハリアンの記事には、MFLがVARの設備を4組しか用意していない理由についての説明はありません。

なおマレーシア国内では、ACLが開催されたジョホール・ダルル・タジムFCのホーム、スルタン・イブラヒム・スタジアムと、AFCカップの決勝が行われたブキ・ジャリル国立競技場ではVARが使用されたことがありますが、それ以外のスタジアムでは前例がないことから、スチュアートCEOは、リーグ開幕前にペナン、クダ、スランゴーでVARの試験運用のための試合を開催することも発表しています。

マヌエル・オットはトレンガヌに復帰

契約期間を1年残しながらクダ・ダルル・アマンFC(クダFC)からの退団が発表されたフィリピン代表MFマヌエル・オットのトレンガヌFC入団が発表されています。東南アジア枠での契約は来年5月までの1年契約、背番号は8となるということです。2022年シーズンにはトレンガヌFCでプレーしたオット選手は2季振りの復帰となります。

またトレンガヌFCは、このオット選手との契約で今季のスーパーリーグに臨むチームの外国籍選手が6名となりました。オット選手と中盤でコンビを組むMFヌリーロ・トゥクタシノフ(ウズベキスタン)をはじめとする残留組のFWイヴァン・マムート(クロアチア)、DFアルグジム・レゾヴィッチ(モンテネグロ)に加えて、クランタン・ユナイテッドFCから移籍した長身FWイスマイル・アキナーデ、そして元オランダU19代表のセンターバック、マシュー・ステーンフォールデンです。

またマレーシア人選手ではジョホール・ダルル・タジムFC(JDT)からいずれも代表FWのサファウィ・ラシドとアキヤ・ラシドも期限付き移籍で獲得している他、対1部のブリーラム・ユナイテッドでプレーしている代表DFディオン・コールズの獲得も噂されています。

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