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10月7日のニュース
ムルデカ大会出場の代表メンバー25名が発表
バンコク乱射事件が起きたモール近くにいたジョホールオーナーが体験を語る

ムルデカ大会出場の代表メンバー25名が発表

マレーシアサッカー協会FAMは公式サイトで、昨日10月6日から始まっている代表合宿の参加者25名が発表されています。

ポジション 氏名 年齢 所属
GK シーハン・ハズミ 27 JDT
スハイミ・フシン 29 TRE
アズリ・アブドル・ガニ 24 KLC
DF マシュー・デイヴィーズ 28 JDT
ラヴェル・コービン=オング 32 JDT
シャルル・ナジーム 24 SEL
クエンティン・チェン 24 SEL
ドミンク・タン 26 SAB
ダニエル・ティン 31 SAB
アザム・アズミ 22 TRE
ディオン・コールズ 27 BRU
ジュニオール・エルドスートル 32 DWU
MF エンドリック・ドス・サントス 28 JDT
アリフ・アイマン 21 JDT
サファウィ・ラシド 26 JDT
ブレンダン・ガン 35 SEL
ムカイリ・アジマル 22 SEL
スチュアート・ウィルキン 25 SAB
エゼキエル・アグエロ 29 SRP
ヌル・シャミイ・イスズアン 28 SRP
パウロ・ジョズエ 34 KLC
ノーア・レイン 21 SJK
FW アキヤ・ラシド 24 JDT
ファイサル・ハリム 25 SEL
ダレン・ロック 33 SAB
所属:JDT-ジョホール・ダルル・タジムFC、SEL-スランゴールFC、SAB-サバFC、SRP-スリ・パハンFC、TRE-トレンガヌFC、KLC-KLシティFC、BRU-ブリーラム・ユナイテッド(タイ1部)、DWU-デワ・ユナイテッド(インドネシア1部)、SJK-セイナヨエン・ヤルカパッロケルホ(フィンランド1部)

マレーシア代表のキム・パンゴン監督は9月のFIFA国際マッチカレンダーで招集した25名中21名を再び招集しています。今回外れたGKカラムラー・アル=ハフィズ(クダ・ダルル・アマンFC)、MFアザム・アジー(スリ・パハンFC)、DFシャールル・サアド、DFシャーミ・サファリ(いずれもジョホール・ダルル・タジムFC)に代わり新たに招集されたのは、先月のAFC U23アジアカップ2024予選に出場したMFムカイリ・アジマル(スランゴールFC)、DFアザム・アズミ(トレンガヌFC)、国外組のMFノーア・レイン(フィンランド1部セイナヨエン・ヤルカパッロケルホ)の3名と、今回が代表初招集となるGKスハイミ・フシン(トレンガヌFC)です。

マレーシア代表は、インド、パレスチナ、タジキスタンが出場して10月13日に開幕するムルデカ大会初戦でインド代表と対戦します。この試合に勝利した場合は同17日の決勝でパレスチナ対タジキスタンの勝者と、敗れた場合は同じ試合の敗者との3位決定戦に回ります。

バンコク乱射事件が起きたモール近くにいたジョホールオーナーが体験を語る

ACL第2節でBGパトゥム・ユナイテッドを4ー1で破ったジョホール・ダルル・タジム。そののオーナーでジョホール州皇太子のトゥンク・イスマイル殿下は、この試合を観戦するために家族とバンコクを訪れていましたが、その滞在先となったホテルが先日バンコク市内中心部で起こった乱射事件の舞台となったショッピングモールに隣接していたことを明らかにしています。

バンコク中心部のショッピングモール「サイアム・パラゴン」で3日午後4時半(日本時間同6時半)ごろに14歳の少年が買い物客らに向けて次々と発砲し、中国人観光客とモールのミャンマー人店員の2人が亡くなり、重傷者を含む5人が負傷する事件がおこりましたが、イスマイル殿下は自身のSNSでこの時の状況を語っています。

事件が起こった際に偶然、家族とホテルのロビーにいたイスマイル殿下は、人々が次々と叫びながらホテルのロビーに逃げ込んできたのを見、さらにショットガンが発砲される音も聞こえたことから身構えると、直ちに保安チームにより安全な地下駐車場へと誘導されたということです。

「子どもたちが怖がっている姿は今でも思い起こすことができる。妻が子どもたちを守るようにしゃがみ込んで落ち着かせ、自分と保安チームがそれを守るようにして立ちはだかった。そして、保安チームには車を用意するように命じるとともに、速やかに現場から離れて安全な場所を見つけて避難する手配をするように命じた。」と投稿したトゥンク・イスマイル殿下は、当初はバンコク市内のマレーシア大使館に向かうよう保安チームに命じましたが、より近くにシンガポール大使館があることがわかると、ジョホール州にあるシンガポール大使館経由で支援を求め、無事、大使館に避難したということです。

大使館到着後は、マレーシアの首相と国防相に連絡を入れ、事情を説明した後、その日の夜に行われたジョホールの試合を見ずに帰国の途についたと述べたトゥンク・イスマイル殿下は、試合を見られなかったのは残念だが、家族と保安チームに怪我がなかったことに安堵していること、そして今回の出来ことが自身が経験した最悪の経験だったとも述べ、マレーシアとシンガポールの関係者に感謝の意を表して投稿を締め括っています。

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