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東南アジア選手権がFIFA国際マッチデーカレンダーに組み込まれる可能性が浮上

東南アジアサッカー連盟AFF選手権三菱電機カップ2022はタイの連覇で幕を閉じましたが、この大会がFIFAの国際マッチカレンダーに含まれる可能性があると、マレーシア語紙のブリタハリアンが報じています。ベトナムメディアの記事を引用する形で書かれたこの記事では、AFF選手権2022決勝セカンドレグを観戦に訪れたFIFAのジャンニ・インファンティーノ会長が「東南アジアのワールドカップ」とも呼ばれるこのAFF選手権でのファンの熱狂振りを目の当たりにした上で、「AFF選手権を格上げして、FIFAカレンダーに含まれるようにするべきだ」と発言したということです。

インファンティーの会長はさらに「、AFFとFIFAが協力し、東南アジア諸国にとって重要なこの大会についてFIFAカレンダーに入れることで、AFF選手権はさらに大きな大会へと発展させられる。6億5000万人を超える人口を持つこの地域でのサッカー人気は高く、近年は男子、女子共に東南アジアのチームが良い結果を出している」と述べたということです。

AFF選手権はFIFAの国際マッチカレンダーに含まれていないことから、各国のクラブには選手を代表チームにリリースする義務はなく、今大会でもマレーシアでは国内リーグ9連覇を果たしてジョホール・ダルル・タジムからは11名の選手が代表チームへの参加を辞退した他、優勝したタイも前回2020年大会のMVPチャナティップ・ソングラシン(川崎)、スパチョーク・サラチャート(札幌)のJリーグ勢を欠いていました。

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