新・東南アジア王者が生まれたハノイの夜。タイに真のライバル誕生の予感 【AFFスズキカップ決勝2ndレグ・ベトナムvsマレーシア】
ベトナム優位で迎えた2ndレグ
最多5度の優勝を誇るタイが準決勝で大会を去り、ともに2度目の東南アジア王者を狙うベトナムとマレーシアの頂上決戦となったAFFスズキカップ。両国はともにサッカー熱の高い東南アジアでも屈指の熱狂的なサポーターを持っており、「ホーム」と「アウェイ」が勝負に与える影響はかなり大きい。
8万人を超えるマレーシアサポーターが詰めかけたクアラルンプールでの初戦は2対2のドロー。ベトナムが「若き王様」グエン・クアン・ハイを中心に序盤から攻勢をかけて2点を先制したが、マレーシアのホーム「ブキット・ジャリル」の威圧感に押されて勝ち点3を取り逃した。だが、2つのアウェイゴールを奪ってハノイに戻ってきたベトナムは、「1失点以内のドロー」以上の結果であれば10年ぶりに東南アジア王者に返り咲くことになる。今大会のベトナムの質と安定感を考えれば、ベトナム圧倒的優位と言ってもいい状況でセカンドレグはキックオフされた。
ベトナム先制、猛攻を見せたマレーシア
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