編集長コラム|AFCカップ|日本人指導者と選手たちが戦ったアジアの舞台裏(写真18枚)
ラオ・トヨタの福田潤監督。ラオス王者としてAFCカップに臨んでいるがここまでグループステージでの勝利はない。すでにノックアウトステージ進出の可能性が潰えていることもあって、この日はあまり勝負に徹した采配を見せなかったように思います。
試合後プレス会見会場。先に敗れたラオ・トヨタの福田潤監督、後に勝利したカヤ・イロイロのノエル・マルケイダ監督が会見に現れました。その写真もあるのですが、別の紙媒体の方で使用することになると思われ、今回はモルテンの試合球で勘弁してください。
マニラとバコロドの往復は、毎度おなじみのセブ・パシフィック航空。最近はマニラから各地に向かっているので、日本との往復も含めセブ・パシフィック航空を利用しています。全体的な印象は「チープ」の一言に尽きますが、編集長自身が「チープ」な人間なのでまったく問題ありません。
マニラまでの帰りの便は、カヤ・イロイロの選手・関係者も乗っていました。イタリアで育った元フィリピン代表DFシモーネ・ロタは、いつでもどこでもコーヒー片手に現れます。まだ故障明けの状態のようですが、今シーズンはとなりのDF大村真也とコンビを組む機会が増えるでしょう。
カヤ・イロイロの星出悠コーチ(右)とDF大村真也。ふたりは2011年からフィリピンでプレーしてきた盟友でもあります。カヤ・イロイロはフィリピンの中堅クラブチームでしたが、星出悠コーチがコーチングスタッフに加わり、今後はアジアの舞台での結果も視野に入れた活動になるのでしょう。
試合後の夜に、歓談に応じてくれたFW本間和生(左)とMF大谷壮馬。ふたりはラオス王者として挑むAFCカップの遠征試合では、何度も飛行機を乗り継いで敵地に向かっているそうです。この試合でもビエンチャン→バンコク→マニラ→バコロドと3回も。敗戦後にもかかわらず快く応じてくれ感謝しています。またどこかで会いましょう。
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今回の取材では、カヤ・イロイロのポール・トレンティーノGM以下多くのチームスタッフからの協力を賜わりました。次回、どこかの現場で再会した時にあらためて御礼を言おうと思います。
それではまた次の機会に。
フットボールフィリピン編集長・池田宣雄