フットボールフィリピン

フィリピンフットボールリーグ|10月15日に開幕か?今季は開催中止となるか?

今シーズンのフィリピンフットボールリーグの開催が中止となる可能性が浮き彫りとなっている。リーグコミッショナーであるココ・トーレは15日、リーグ戦の開催と中止について最終検討段階に入ったことを明らかにした。

photo via philippines football league

マニラ首都圏と近隣のエリアにおけるコロナ感染と検疫の状況が、依然として鈍化する兆候を示さないことにより、今シーズンもリーグ戦の開幕日程が度々順延されている。現時点での開幕予定は来月(10月)の15日となっているが、この予定からの更なる順延は難しいとしており、場合によっては今シーズンのリーグ戦の開催を完全に中止するしかないとしている。

フィリピンフットボールリーグは昨シーズン、参戦した6チームによる1回戦総当たり(各チーム5試合)という異例の超短期開催を実行、参戦チームの選手たちと関係者全員をひとつの宿泊施設で隔離し、すべての試合をナショナルトレーニングセンターにて非公開で行った経緯がある。

今シーズンはこれまでに、8月21日の開幕予定が9月25日に一度順延となり、その後再び10月15日の予定に順延されていたが、昨シーズンに参戦した6チームに加え、新たに2チームに参戦のライセンスが与えられ、近年では最多となる8チームによるリーグ戦の開催が予定されているだけに、いかに1回戦総当たり制を踏襲するにしても、年末の開催が確定しているスズキカップまでにリーグ戦を終わらせる時間的猶予はほとんどない。

フィリピンサッカー連盟とリーグコミッティーによる今シーズンのリーグ戦開催の可否については、近日中に発表となる運びとなっている。

« 次の記事
前の記事 »

ページ先頭へ