長野県フットボールマガジン『Nマガ』

若手主体も堂々のパフォーマンス。後半に主力組が仕上げ3発快勝【県選手権準決勝・アルティスタ浅間戦/マッチレビュー】

AC長野パルセイロ 3-1 アルティスタ浅間

 

中2日で続く3連戦の初戦は、リーグ前節・琉球戦からスタメンを総入れ替えして臨んだ。実に6人がプロ初先発で、平均年齢21.7歳という若さだ。一時は同点に追いつかれるも、結果からすれば3-1と快勝。公式戦4試合ぶりの勝利をつかみ、天敵・松本が待つ決勝へと駒を進めた。

開始早々に先制も、一瞬の隙を突かれる

今節の先発メンバー(長野:3-4-2-1、浅間:3-4-2-1)

互いに3-4-2-1の布陣。長野は噛み合わせの良さを生かし、開始早々に先制する。6分、シャドーに入ってきた縦パスを西田勇祐がカットし、橋田尚希とのワンツーからクロスを送る。これはクリアされて相手に収められるも、藤森亮志が素早く切り替えてボール奪取。橋田、西田、丹羽匠とテンポよく繋ぎ、最後は抜け出した木原励が右足で流し込んだ。

1トップを主戦場とする木原だが、この日はシャドーの位置に入った。「シャドーのほうが抜け出しだったり、自分の持ち味は出しやすい。オフサイドラインのギリギリを狙うのが持ち味なので、それは出せたと思う」。丹羽がボールを受けると、絶妙な斜めのラインブレイクで相手を置き去りにした。

(残り 1497文字/全文: 2120文字)

ユーザー登録と購読手続が完了するとお読みいただけます。

ウェブマガジンのご案内

日本サッカーの全てがここに。【新登場】タグマ!サッカーパック

会員の方は、ログインしてください。

« 次の記事
前の記事 »

ページ先頭へ