圧巻5発で下剋上。2つのプロ初ゴールが、チームに希望を与える【ルヴァンカップ1stラウンド1回戦・徳島戦／マッチレビュー】

JリーグYBCルヴァンカップ 1stラウンド第1回戦
2024年3月13日（水）19:00KO
長野Uスタジアム

AC長野パルセイロ 5-1 徳島ヴォルティス

圧巻の今季初勝利だった。J2の徳島ヴォルティスに対し、ホームで5-1と大勝。前半の立ち上がりを除けばゲームを支配し、理想的な形から得点が奪えた。それもプロ初ゴールが2つ飛び出すなど、収穫だらけの下剋上だ。

キーマンを消しながら、守備で主導権を握る

今試合の先発メンバー（長野：3-4-2-1、徳島：4-2-3-1）

互いにリーグ前節から中3日での連戦だ。長野はスタメンを総入れ替え。1トップに高卒ルーキーのイ・スンウォンが入り、プロ初先発を飾る。一方の徳島も10人を変更し、高卒ルーキーの髙田優をはじめとしたフレッシュな面々で乗り込んだ。

4-2-3-1の布陣で攻め込む徳島に対し、長野は“擬似4-4-2”で抗戦する。近藤とイ・スンウォンが2トップとなり、相手の2センターバックにアタック。右サイドバックにボールが渡れば山中麗央がアプローチし、左サイドバックに入れば右ウイングバックの森川裕基を押し出した。

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