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川崎F戦で得た自信を糧に。中3日の未勝利対決、総力を結集せよ【ルヴァンカップ1stラウンド1回戦・徳島戦/マッチプレビュー】

AC長野パルセイロ vs 徳島ヴォルティス

 

記念すべきルヴァンカップ初出場だ。互いにリーグ戦では開幕から3試合未勝利。前節から中3日と過密日程を強いられるが、浮上のきっかけをつかむためにも重要な一戦となる。総力戦を制し、J1・京都サンガF.C.への挑戦権を得られるか。ホームの地の利も生かし、今季初勝利という名の下剋上を遂げたい。

“フロンターレブースト”の再来となるか

昨季まで主にJ1のチームが出場していたルヴァンカップだが、今季から大幅にレギュレーションが変わった。J1からJ3までの60チームによるトーナメント方式。イングランドにおけるEFLカップ(リーグカップ)のような位置付けで、1stラウンドは原則として下位カテゴリーのクラブの本拠地で行われる。

リーグ戦に比べて優先順位は下がるものの、下位カテゴリーの雄はモチベーションが高い。上位カテゴリーの相手をホームに迎え、真っ向勝負を挑めるからだ。ここまで2分1敗と苦しむ長野にとっては、起爆剤にもなり得る。2021シーズンには、8試合未勝利の中で川崎フロンターレとの天皇杯2回戦に臨み、PK戦まで持ち込む大健闘。最終的には敗れたが、その後のリーグ戦で4連勝と巻き返した。サポーターの間で“フロンターレブースト”と騒がれたのは、記憶に新しい。

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