長野県フットボールマガジン『Nマガ』

最後まで長野らしく、攻撃的に。集大成にふさわしいゲームを【J3第38節・宮崎戦/マッチプレビュー】

AC長野パルセイロ(14位)vs テゲバジャーロ宮崎(19位)

 

今季の集大成だ。首位から残留争いまで、波の大きい一年となった2023シーズン。終わりよければすべてよしとは言い難いが、今季最長の5試合負けなしという勢いを来季に繋げたい。不振にあえぐ宮崎から勝ち点3を奪い、歓喜のシャナナで締めくくれるか。

敵は守備に難あり。予測で先手を奪えるか

前節・YS横浜戦は終盤に追いつかれ、1-1のドローとなった。勝ち点2を失った――いや、奪われたとも捉えられる。誤審によるゴール取り消し、遅延行為とみなされての退場。解せないジャッジに振り回された。それでもアウェイで勝ち点1を持ち帰り、無敗記録を伸ばしてホームでの最終節へ向かう。

このチームで戦えるのも今週が最後だ。髙木理己監督はいつもと変わらず、ベースアップに励む。トレーニングでたびたび口にしたのは、『予測』という2文字。京都時代にコーチとして指導した山瀬功治(現レノファ山口)らを例に挙げ、二手、三手先をイメージして動き出すことを求めた。

髙木理己監督

「カウンターのシチュエーションだけではなくて、押し込んだ形だったり(ペナルティ)ボックス付近でも二手、三手先のスペースをより描ける選手が増えていけば、よりゴール前で動きが出てくるはず。それをどんどん再現していくことが、次の宮崎戦の対策にもなる」

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