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ホームで今季最多の12得点。ヴェルメリオ出身コンビも躍動

ボアルース長野は8月6日、F2リーグ第8節をホーム・ことぶきアリーナ千曲で迎え、ミラクルスマイル新居浜に12-0と勝利した。

試合は1分、米村尚也が得意の縦へのドリブルで持ち込むと、ニアサイドの天井に豪快なシュートを突き刺す。さらに2分、渡辺大輔の縦パスから、上林快人が鮮やかな反転シュートで追加点。立ち上がりに2点を先取すると、ここからゴールラッシュが始まる。

5分に米村、10分に上林がいずれも2点目を決めると、12分にはヴェルメリオ(セカンドチーム)出身の椛島出海がFリーグ初得点を決める。その後も岡本生成が追加点を挙げ、第1ピリオドは6-0で折り返した。

第2ピリオドも勢いは止まらない。まずは26分、椛島のラストパスを受けた鳥羽恭平が、椛島と同じくFリーグ初得点。ヴェルメリオ出身コンビで第2ピリオドの口火を切ると、終わってみれば大量12得点が生まれる。上林はFリーグで自身初となるハットトリックを達成した。

守備でも第2ピリオドは押し込まれるシーンも少なくなかったが、今季初先発のGK長田侑大が好セーブを連発。今季最多得点かつ初の無失点で、4連勝を飾った。今節は試合がなかった首位・ヴォスクオーレ仙台との勝ち点差を2に縮め、2週間後のアグレミーナ浜松戦へと向かう。

以下に山蔦一弘監督、上林、鳥羽のコメントを掲載する。

 

■山蔦 一弘監督

――まずは試合の総括をお願いします。

トレーニングで落とし込んだところを選手たちが表現してくれました。攻撃も守備もすごく良いゲームができたと感じています。鳥羽もそうですけど、GKの長田だったり、ピヴォの椛島だったり、新しい力が結果を残してくれました。今後に向けてもすごく良い材料かなと感じています。

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