今村俊明社長「本当の意味で地域になくてはならない存在に」【インタビュー】
J3リーグ開幕直後の3月9日、今村俊明氏が株式会社長野パルセイロ・アスレチッククラブ(AC長野パルセイロの運営会社)の代表取締役社長に就任した。スピードスケートの選手として1984年にサラエボ五輪へ出場し、引退後は指導者に転身。清水宏保、加藤条治、長島圭一郎、高木菜那らオリンピアンを育て上げてきた。経営者としての経験こそ有していないが、その実績をプロサッカークラブでどう生かしていくのか。
経営者1年目。オープンマインドを持って
――まずは改めてになりますが、就任に至った経緯と想いを聞かせてください。
以前指導していた日本電産サンキョースケート部が廃部になって、少し他の仕事や勉強をしていたところで、クラブから打診を受けました。いままではスケート界という狭い世界にいましたが、メジャースポーツであるサッカーを通して、私自身の人生観でもある人々を笑顔にすること、地域を豊かにすることができればと思っていました。それは私の夢でもありましたし、スポーツに対して何か恩返しがしたかったので、素晴らしい機会だと感じて引き受けました。
――その決断は容易なものだったのでしょうか?
(残り 3878文字/全文: 4360文字)
この記事の続きは会員限定です。入会をご検討の方は「ウェブマガジンのご案内」をクリックして内容をご確認ください。
ユーザー登録と購読手続が完了するとお読みいただけます。
会員の方は、ログインしてください。
外部サービスアカウントでログイン
Twitterログイン機能終了のお知らせ
Facebookログイン機能終了のお知らせ