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来季からフットサルリーグ参加のジョホールが今季リーグ王者から7選手を獲得-フットサルでもいきなり無双を狙う?

今季のMリーグ1部スーパーリーグで9連覇を果たしたジョホール・ダルル・タジムJDTは、来季から国内フットサルリーグのマレーシアプレミアフットサルリーグMPFLへの参加を発表していますが、早速、選手獲得で話題を振りまいています。

このJDTが今季MPFLとマレーシアカップの二冠優勝のスランゴールMACから大量7選手を獲得するという噂がSNSで話題となり、その後スランゴールMACが公式インスタグラムでこの主力7選手が退団することを発表しています。この7選手とはハディ・トーフィク、アズリ・ラーマン、エクマル・シャリン、サアド・サニ、アズワン・イスマイル、ダニアル・アブドル・ダイン、そしてフィルダウス・アムビアです。この内、ハディ・トーフィク、アズワン・イスマイルの両選手は今年ベトナムで開催された東南アジア競技大会通称シーゲームズにマレーシア代表選手として参加しています。また他の選手もダニアル・ダインを除いてそれ以前にいずれも代表経験がある選手です。

JDTフットサルチームはこの他にもMPFLの強豪、パハンレンジャーズからも代表クラスの選手を獲得しようとしているという噂もあり、サッカー専門サイトのスムアニャボラは、スーパーリーグ9連覇中のJDTがそれまでのジョホールFCからチーム名をJDTと変更した2013年によく似ていると指摘しています。

JDTとなった2013年には、チームオーナーでジョホール州皇太子のトゥンク・イスマイル殿下が主どする形で当時のマレーシア代表の主力選手を片っぱしから獲得しています。ちなみにこの2013年にJDTに加入した代表選手はサフィク・ラヒム(スランゴールから加入)、ノーシャルル・イドラン・タラハ(クランタンから加入)、サフィ・サリー(インドネシア1部プリタ・ジャヤ、現マドゥラ・ユナイテッドから加入)、ザクアン・アドハ、アイディル・ザフアン(いずれもヌグリスンビランから加入)らがおり、JDTは翌2014年から今季に至るまでのスーパーリーグ9連覇の礎を作っています。

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