ボラセパマレーシアJP

アウェイ戦が続くトレンガヌは日程変更を求めるもMFLは即応せず

今季のMリーグの試合は、チーム内で試合当日のベンチ入りの半数以上が新型コロナ検査で陽性となった場合は延期が認められてきましたが、その結果として、今季まだ公式戦を1試合も戦っていないのがMリーグ1部スーパーリーグのトレンガヌです。(同じスーパーリーグのスリ・パハンもリーグ戦はまだ1試合もしていませんが、既にFAカップ1回戦を戦っています。)

そのトレンガヌですが、今季開幕前に発表された今季の日程では、開幕戦の第1節から第5節まででホームゲーム1試合、アウェイゲーム4試合となることが発表されました。開幕からの5試合でホームゲームが1試合だけなのはトレンガヌだけだったことから、この日程は自チームにとって不利なものになっているとクラブはMFLに日程変更を求めていますが、その回答が未だに得られていないとマレーシア語紙ハリアンメトロが報じています。

トレンガヌのモハマド・ファドヒル チームマネージャーは、日程が発表になった直後の2月8日にMFLに対して再考を依頼し、その後もその依頼に対しての回答をもとめているものの、MFLからは何の返答もないということです。

なお、当初の予定が変更となり、現在発表になっている日程では、本日4月4日(月)には当初第1節の3月5日に予定されていたスリ・パハン戦、4月6日(水)には第3節のPJシティ戦、4月10日(日)には第4節のJDT戦、そして4月17日の第5節のサラワク・ユナイテッド戦までと4試合連続でアウェイゲームが続き、4月22日の第6節にやっとホーム初戦となります。

昨日4月3日からはイスラム教の断食月が始まったこともあり、毎日の断食明けを家族と祝いたい選手にとっては、断食に入ってからのアウェイ3連戦は特に厳しい日程と言えるかもしれません。なおMリーグ1部スーパーリーグの日程では、トレンガヌ以外にこの時期にアウェイゲームが3連戦となる日程を組まれているチームはありません。.

« 次の記事
前の記事 »

ページ先頭へ