ボラセパマレーシアJP

2022年シーズン開幕直前!
Mリーグ1部スーパーリーグクラブ紹介第7回
PJシティFC

Mリーグ2022年シーズンは2月26日のチャリティーカップで開幕しますが、今季開幕を前に今季のMリーグ1部スーパーリーグの12クラブを紹介する第7回は、昨季Mリーグ7位のPJシティFCです。

PJシティFC(2021年シーズンスーパーリーグ7位)

本拠地:MBPJスタジアム(スランゴール州プタリンジャヤ)
2021年シーズン成績:7位(6勝6分10敗)得点16(リーグ11位タイ)失点31(同8位タイ)
過去5シーズンの成績:2017年8位-2018年7位-2019年6位-2020年9位-2021年7位
監督:P・マニアム(マレーシア)
外国籍選手:
在籍外国籍選手なし

主なマレーシア人選手(*は新加入選手、#は2021年にマレーシア代表に招集された選手):
#GKカラムラー・アル=ハフィズ
DFラフィ・ナグールガニ
DF P・カナダサン
DFシュクリ・ハミド
DF D・クガン
DFフィレモン・アニル
DFマハリ・ジュスリ
DFラジェス・プルマイ
MF S・チャンドラン
MF V・ルヴェンティラン
MF K・グルサミー
MFサルモン・ラジ
#MFコギレスワラン・ラジ
FWシャーミ・ザムリ
FWカイリル・ムハイミーン
#FWダレン・ロック
*FW S・クマーラン(マラッカ・ユナイテッドFCより加入)
*FWアルーン・クマル(ヌグリスンビランFCより加入)

チーム紹介:
スーパーリーグで唯一の外国籍選手が1人もいないクラブがこのPJシティFCです。初めてこの方針を採用した昨季は、2部降格の一番手かと思われたものの、フタを開けてみればリーグ最小の16点得点(22試合)ながら勝点24を挙げ、堂々の7位でシーズンを終えています。外国籍選手がいなければ、当然ですがマレーシア人選手の出場時間も増えるわけで、十分な試合出場時間を確保したことで実績も積んだダレン・ロック、コギレスワラン・ラジ、そしてカラムラー・アル=ハフィズの3選手が代表に招集されています。(ただしロック選手はケガしていた箇所を代表合宿中に悪化させ途中辞退)

前身がインド系マレーシア人のためのサッカークラブだったことから、インド系の選手が多いのもこのクラブの特徴でが、今季はヌグリスンビランとマラッカ・ユナイテッドからやはりインド系の選手が加入していますが、アルーン・クマル、S・クマーラン両選手とも昨季所属していたクラブでは攻撃陣の主力選手としてプレーしており、昨季の「負けないサッカー」はマレーシア人選手だけでも十分にスーパーリーグでプレーできることを示せたことから、今季さらに点を取って「勝つサッカー」へと変貌を遂げられるかどうかを見てみたいクラブです。

ボラセパマレーシアJP的注目選手
・ダレン・ロック
昨季は開幕戦からゴールを重ねるもケガで長期離脱。シーズン終盤に復帰し、スズキカップ2020出場の代表合宿に招集されるものまたケガで辞退となったダレン・ロックは、ストライカー不足の代表の救世主となり得る存在ですが、キム・パンゴン新監督にアピールするためにもまずはケガなくシーズンを迎えて欲しいです。身体の強さを生かして泥臭く得点を挙げるスタイルは、現在の代表にはいないタイプの選手です。

・コギレスワラン・ラジ
3年振りの代表復帰となったスズキカップ2020では代表初ゴールを含む2ゴールを決めるなど、昨季はいい形でシーズンを終えたコギレスワラン・ラジですが、今季はPJシティでアタッキングミッドフィルダーとしての地位を確立し、キム監督の元でも代表チームでプレーしたいところ。フォワードのS・クマーランが加入したことで、今季はフォワードとの兼業はなさそうなので、スズキカップでも見せた得意の中盤からのオーバーラップを生かし、まずはチームでゴールを量産したいところです。

« 次の記事
前の記事 »

ページ先頭へ