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スズキカップ2020-タイがベトナムを完封し2大会ぶりに決勝進出

スズキカップ2020準決勝第2戦

2021年12月26日@シンガポール国立競技場(シンガポール)
タイ 0-0 ベトナム(通算スコア 2-0)
得点者:なし

スズキカップ2020の準決勝タイ対ベトナムの第2戦が行われ、結果は0-0のスコアレスドローとなり、第1戦に2-0と勝利していたタイが通算スコアを2-0として2大会ぶりの決勝進出を決めています。昨日の準決勝でシンガポールを破り既に決勝進出を決めているインドネシアとタイの決勝戦は奇しくも2017年大会の決勝戦と同じカードとなりました。

第1戦で0-2と敗れているベトナムはゴールを決めない限り決勝進出の可能性がないことから、試合開始と同時に攻撃モードでタイゴールに迫りますが、タイもこのリードを守るための引き気味の布陣ではなく最終ラインを高く保ってベトナムに対抗します。

しかし33分にはこの最終ラインを抜けたベトナム選手と1対1となったタイGKチャッチャイ・ブドプロムがこの選手と交錯し負傷退場となるアクシデントが起こりますが、交代出場のシワラック・テースーンヌーンもベトナムの猛攻に対して危なげないプレーでゴールを死守、チームもベトナムを完封しました。

タイが安定した強さを見せて、ここ数年間東南アジアで1強だったベトナムを破り、盟主交代が見えた試合でした。しかし決勝の相手インドネシアはシンガポールと延長戦を戦った疲労も残っているとは言え、悲願のスズキカップ初優勝、そして2017年大会決勝で敗れた雪辱を果たすために全力で向かってくるでしょう。来年元旦の決勝第2戦までまだまだ熱い試合が続きそうです。

(映像はスズキカップ2020公式YouTubeチャンネルより)

スズキカップ2020日程および結果

*既に終了している試合の詳細については、試合結果をクリックするとスズキカップ2020公式サイト(英語)へ飛ぶことができます。

<グループステージA組>

2021年12月5日(日)
東ティモール 2-0 タイ
シンガポール 3-0 ミャンマー

2021年12月8日(水)
ミャンマー 2-0 東ティモール
フィリピン 1-2 シンガポール

2021年12月11日(土)
東ティモール 0-7 フィリピン
タイ 4-0 ミャンマー

2021年12月14日(火)
フィリピン 1-2 タイ
シンガポール 2-0 東ティモール

2021年12月18日(土)
タイ 2-0 シンガポール
ミャンマー 2-3 フィリピン

<グループステージB組>

2021年12月6日((月))
カンボジア 1-3 マレーシア
ラオス 0-2 ベトナム

2021年12月8日(水)
マレーシア 4-0 ラオス
インドネシア 4-2 カンボジア

2021年12月12日(日)
ラオス 1-5 インドネシア
ベトナム 3-0- マレーシア

2021年12月15日(水)
カンボジア 3-0 ラオス
インドネシア 0-0 ベトナム

2021年12月19日(日)
ベトナム 4-0 カンボジア
マレーシア 1-4 インドネシア

グループステージA組順位

順位 チーム 得失差 勝点
1 タイ 4 4 0 0 9 12
2 シンガポール 4 3 0 1 4 9
3 フィリピン 4 2 0 2 6 6
4 ミャンマー 4 1 0 3 -6 3
5 東ティモール 4 0 0 4 -13 0

グループステージB組最終順位
*インドネシアとベトナムは勝点と得失点差で並んだものの、インドネシアの総得点13に対してベトナムは9のため、インドネシアがB組の1位に決定

順位 チーム 得失差 勝点
*1 インドネシア 4 3 1 0 9 10
2 ベトナム 4 3 1 0 9 10
3 マレーシア 4 2 0 2 0 6
4 カンボジア 4 1 0 3 -5 3
5 ラオス 4 0 0 4 -13 0

<準決勝第1回戦>

2021年12月22日(水)
シンガポール 1-1 インドネシア

2021年12月23日(木)
タイ 2-0 ベトナム

<準決勝第2回戦>

2021年12月25日(土)
インドネシア4 2- シンガポール

2021年12月26日(日)
ベトナム 0-0 タイ

<決勝第1回戦>

2021年12月29日(木)
インドネシア – タイ(20時30分@シンガポール国立競技場)

<決勝第2回戦>

2022年1月1日(土)
タイ – インドネシア(20時30分@シンガポール国立競技場)

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