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スズキカップ2020-マレーシアに悲報!ベトナム戦で負傷の両CBがそろってグループステージ突破が懸かるインドネシア戦欠場へ

ここまで2勝1敗として12月19日のインドネシア戦を残すマレーシア代表ですが、先日のベトナム戦でいずれもハムストリングを痛めて途中交代したセンターバックの2選手のインドネシア戦出場が絶望となったことをマレーシアの通信社ブルナマが報じています。

タン・チェンホー代表監督は、アイディル・ザフアンとシャールル・サアド(いずれもJDT)のセンターバックコンビは少なくとも1週間の治療と休養が必要だとしてインドネシア戦出場が不可能であるし、ドミニク・タン(サバFC)と明日12月16日にチームに合流予定のディオン・クールズ(デンマーク1部FCミッティラン)が最終戦ではセンターバックを務める予定であると話しています。センターバックが本職ながらスズキカップ2020開幕直前まで在籍したタイ1部のポリス・テロFCではほとんど出場機会がなかったタン選手と、本来は右サイドバックのクールズ選手のコンビが好調のインドネシア相手にどれだけ機能するかに注目が集まります。

またシンガポール入国時の新型コロナ検査で陽性反応を示した結果、10日間の隔離となっていたGKカイルルアズハン・カリド(スランゴールFC)、FWファイサル・ハリム(トレンガヌFC)、そして12月9日のラオス戦前の検査で陽性反応を示したDFクェンティン・チェン(スランゴールFC)の3選手がチームに再合流可能となったことは発表されていますが、タン監督はこの内、ファイサル選手をインドネシア戦で起用する可能性についても言及しています。Mリーグ、マレーシアカップと所属するトレンガヌFCでは今季最も活躍した選手の1人ですが、隔離により出場機会のなかったファイサル選手ですが、負ければグループリーグ敗退となるインドネシア戦では得意のスピードを生かした攻撃に期待したいところです。

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