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Vリーグ2019第10節、南都2クラブが好調、HCMCは首位堅持、サイゴンは3位浮上

Vリーグ2019は5月17日から19日にかけて第10節の試合が各地で行われた。今節では、首位を走るホーチミン・シティ(HCMC)が敵地でタンクアンニンと対戦。HCMCは1-1で迎えた後半アディショナルタイムに、途中出場の元ベトナム代表MFゴー・ホアン・ティンがCKからの折り返しのボールを強烈なミドルシュートで叩き込んで、値千金の勝ち越し弾。土壇場で勝負強さを見せたHCMCが2-1で勝利して首位をがっちりキープした。

今季好調のサイゴンFCは、ホームでベトテルFCを迎え撃ち、前半に大量3点のリードを奪うと、後半もベトテルの攻撃陣に仕事をさせずに3-0で快勝。今季5勝目を挙げたサイゴンは、今節引き分けのソンラム・ゲアン(SLNA)を得失点差で上回って3位に浮上した。

首位HCMCを勝ち点2差で追う昨季の王者ハノイFCは、ホームでSHBダナンと対戦。この試合では、ベトナム代表GKブイ・ティエン・ズンがハノイ移籍後で初のスタメンを飾った。試合は激しい点の取り合いとなったが、3-2でハノイが競り勝って首位HCMCとの勝ち点差を2でキープした。

第10節の結果は以下の通り。

タンクアンニン 1-2 HCMC
SLNA 0-0 サンナ・カインホア
ハイフォン 2-2 タインホア
サイゴン 3-0 ベトテル
クアンナム 1-1 ナムディン
HAGL 1-1 ビンズオン
ハノイ 3-2 SHBダナン

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