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横浜FCグエン・コン・フオンが移籍後初スタメンで躍動、チームはPK戦の末に3回戦進出

JリーグYBCルヴァンカップは4月24日に2回戦が行われ、横浜FCはアウェイでファジアーノ岡山と対戦した。この試合では、ベトナム代表FWグエン・コン・フオン(29歳)が移籍後初の公式戦スタメンを飾り、68分までプレー。前半にイエローカードをもらったが、CKのキッカーを任され、何度かチャンスを演出するなど、まずますのパフォーマンスだった。

2022年末にベトナム1部ホアン・アイン・ザライ(HAGL)から横浜FCに移籍したコン・フオンは、昨年のルヴァンカップでの公式戦デビュー以来、約1年ぶりの公式戦出場。デビュー戦は後半アディショナルタイムの僅かな出場時間だったが、今回は初めてスタメンに名を連ねたということで、ベトナムメディアは色めきだった。

試合勘不足が懸念されたコン・フオンだが、立ち上がりに惜しいシュートを放ったほか、CKから2度の決定機を演出。残念ながら、どちらもゴールには繋がらなかったが、キック精度の高さを証明してみせた。コン・フオンは2-2で迎えた68分までプレーし、FWカプリーニと交代した。

試合は激しい攻防が続き、2-2のまま延長戦に突入。延長前半の立ち上がりに岡山が勝ち越しに成功するが、横浜FCもコン・フオンに代わった投入されたカプリーニが107分に同点ゴール。120分で決着がつかず、勝敗の行方はPK戦に委ねられ、このPK戦を5-3で制した横浜FCが3回戦に駒を進めた。

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