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韓国1部仁川グエン・コン・フオン、デビュー戦で挨拶代わりの初ゴール

ベトナム1部ホアン・アイン・ザライ(HAGL)から韓国1部仁川ユナイテッドに期限付き移籍したベトナム代表FWグエン・コン・フオン(24歳)が2月20日に行われた釜山ヒューメトロFCとの練習試合に出場した。グエン・コン・フオンは、この試合で1ゴールを決めており、実戦デビューでいきなり初ゴールを記録した。なお、試合は2-2のドローに終わっている。

仁川ユナイテッド入団会見でのグエン・コン・フオン(写真:BONGDA)

仁川ユナイテッドの公式Facebookページによると、チームは慶尚南道南海郡のキャンプを終了し、仁川広域市に戻って、新シーズンに向けた準備を続けるとのこと。Kリーグ2019は3月初めに開幕予定で、仁川ユナイテッドは初戦で済州ユナイテッドと対戦する。

練習試合とはいえ、グエン・コン・フオンにとっては移籍後嬉しい初ゴール。2016年にJ2水戸ホーリーホックに期限付き移籍したときは、速い展開の日本サッカーへの適応に苦しみ、守備力やフィジカルの弱さなども指摘され、ほとんど出場機会が得られずに無念のベトナム復帰となった。

最初の海外移籍で失敗して、悔し涙を飲んだグエン・コン・フオンはその後、Vリーグで実戦経験を積みながら弱点克服に取り組んで、フィジカルも運動量も以前と比べて格段に向上。仁川での入団記者会見では、「ベトナム人選手の力を証明してみせる。韓国での活躍を誓う」と意気込みを語っていた。“ベトナムのメッシ”の韓国での挑戦は今まさに始まったばかりだ。

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