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AFF U-22選手権2019、ベトナムが東ティモールに4発快勝で準決勝進出

カンボジアで開催中のAFF U-22選手権2019は2月19日にグループAの第2節が行われた。初戦白星スタートのベトナム代表は、格下の東ティモール代表を4-0で下して開幕2連勝となり、早々に準決勝進出を決めた。

ベトナムは開幕2連勝で準決勝進出。チャン・ザイン・チュン(9番)は2得点で勝利に貢献(写真:VFF)

初戦でフィリピン相手に思わぬ苦戦を強いられたベトナムはこの日、スタメンを6人変更。Vリーグでの実戦経験が豊富なMFブイ・ティエン・ズン(SHBダナン)とMFルオン・ホアン・ナムを起用して中盤の支配力強化を図った。

試合は予想通りベトナムが序盤からボールを握る展開となったが、引いて守る東ティモールの守備をなかなか崩しきれない。もどかしい展開が続く中、守備のミスから相手に決定機を与えるなど、及第点とは言い難い内容だったが、それでも39分に速攻からFWチャン・ザイン・チュンが決めて、ベトナムが先制。ベトナムの1点リードで前半を折り返す。

前半に先制できたことでプレッシャーから解放されたベトナムは、後半も一方的に東ティモールを攻め立てる。フィニッシュの精度がいまいちで、多くの決定機を逃したが、65分にチャン・ザイン・チュンがこの日2点目を決めて、ベトナムに待望の追加点が生まれる。東ティモールはその後も反撃する意欲を見せず、自陣に引きこもったため、ベトナムは余裕をもって試合を運ぶことができ、終盤にさらに2点を追加。

前半はやや攻めあぐねたものの、終わってみれば、ベトナムが4-0で東ティモールに快勝して開幕2連勝。勝ち点を6に伸ばして、準決勝にこまを進めた。同日行われた同組のもう一試合では、タイがフィリピンに3-0で快勝しており、こちらも2連勝で準決勝進出。2月21日に行われる第3節はベトナムとタイの同組首位通過をかけた対戦となる。

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