タイから始まった日本人選手のアジア進出。東南アジア、南アジア、中央アジアへと拡大した波は今、中東という「金脈」へ【エージェント・真野浩一氏インタビュー<2/2>】
タイを拠点に日本人選手とアジアのリーグをつなぐエージェントとして活躍する真野浩一氏のインタビュー、後編をお届けする。
<1/2>(無料記事)はこちら
<目次>
◎新市場バングラデシュ、年俸1700万円のオファーも
◎アジアマーケットのピラミッドの頂点は中東?
◎中東マーケットへの「入口」はオマーンリーグ
新市場バングラデシュ、年俸1700万円のオファーも
──現状、タイリーグでプレーする日本人選手はやや減少傾向にあるわけですが、今後はどういった展開を予想していますか?
真野 タイリーグの日本人選手の数はピーク時よりも減ってはいますが、以前はアジアでプレーしている日本人が100人だとしたらその大半がタイリーグに一極集中していた。それが今はカンボジア、モンゴルなどいろんな国に分散されてきたというイメージですね。
──タイリーグでプレーする日本人選手がある程度の飽和状態となって、次に日本人選手が増えていったのがお隣のカンボジアリーグでした。今も、タイの次に多くの日本人選手がいるのはカンボジアになりますか?
真野 タイの周辺国では、やはりカンボジアですね。日系クラブが2つ(アンコールタイガーFCとソルティーロ・アンコールFC)あるので、そこで7、8名。リーグ全体では15名くらいの日本人選手がいると思います。
──今後、新たに日本人選手が増えていきそうなアジアのリーグはありますか?
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