チャナティップのゴラッソでバーレーンを撃破! 監督電撃解任に揺れるタイ代表を救う【アジアカップ・グループA/タイvsバーレーン】
◎AFCアジアカップ・グループA
(2019年1月10@アール・マクトゥーム・スタジアム/UAE・ドバイ)
<試合結果>
タイ1-0バーレーン
前半:0-0
後半:1-0
得点者:[タイ]チャナティップ・ソングラシン58分
<タイ代表出場選手>
GK23 シワラック・テースーンヌーン(ブリーラム・ユナイテッド)
DF5 アディソン・プロムラック(ムアントン・ユナイテッド)
⇒90分:ミカ・チュヌオンシー(バンコク・ユナイテッド)
DF6 パンサー・へーミブーン(ブリーラム・ユナイテッド)
DF15 スパン・トンソン(スパンブリー)
MF3 ティーラトン・ブンマータン(ヴィッセル神戸→ムアントン・ユナイテッド)
MF8 ティティパン・プアンチャン(BGパトゥム・ユナイテッド)
MF17 タナブーン・ケーサラット(BGパトゥム・ユナイテッド)
⇒58分:14サンラワット・デーミット(バンコク・ユナイテッド)
MF19 トリスタン・ドー(ムアントン・ユナイテッド→バンコク・ユナイテッド)
MF18 チャナティップ・ソングラシン(北海道コンサドーレ札幌)
MF9 アディサック・クライソーン(ムアントン・ユナイテッド)
⇒80分:スパチャイ・ジャイデッド(ブリーラム・ユナイテッド)
FW10 ティーラシン・デーンダー(サンフレッチェ広島→ムアントン・ユナイテッド)
<タイ代表フォーメーション>
3-4-1-2
タイサッカーの命運をかけた一戦
タイにとってこのバーレーンとの一戦は、単なるアジアカップ・グループリーグの1試合という以上の意味を持っていたかもしれない。
初戦、タイは近年の実績から考えれば勝ち点3を獲得したい相手であったインドから勝ち点を奪えず。1対4というスコアのインパクトも大きく、試合終了から約6時間後、タイサッカー協会はミロヴァン・ライェヴァツ監督の解任を電撃的に発表した。ロシアW杯でアジア最終予選まで進んだタイは、さらなるステップアップを求めて2010年のワールドカップでガーナをベスト8に導いたセルビア人指揮官にチームを託した。だが、決勝トーナメント進出がノルマであるアジアカップでの初戦大敗という結果によって見切りをつけることとなった。
バーレーンとの第2戦を落とせば、おそらくこのチームは崩れ去るだろう。ここで踏みとどまり、危機的な状況を乗り越えてアジアカップに爪痕を残すことができるか。「アジアの強豪国」に片足を入れたところである今のタイにとっては、これからの道のりを占う重要な一戦でもあった。
苦しんだ前半、圧倒した後半
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