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移籍情報|フィリピン代表MFイアン・ラムジーがタイのスコータイFCに移籍加入

FILIPINO FOOTBALL は22日、マレーシアスーパーリーグのフェルダ・ユナイテッドに所属していたフィリピン代表MFイアン・ラムジーが、タイ1部(T1)リーグのスコータイFCに移籍加入したと報じた。イアン・ラムジーはすでにチームに合流している。

photo from sukhothai fc facebook

ラムジーはオーストラリア・シドニー出身のフィリピンハーフ(父親がスコットランド人、母親がフィリピン人)。スコットランドやオーストラリアのクラブの下部組織で育ち、オーストラリアAリーグのアデレード・ユナイテッドやメルボルン・シティなどでプロキャリアを積む。ここ数年はフィリピンのセレス・ネグロスとマレーシアのフェルダ・ユナイテッドでプレーしていた。

2015年からフィリピン代表にも度々招集されるようになり、フィリピン代表としての直近の2大会(AFFスズキカップ2018とAFCアジアカップ2019)でも中心選手として出場している。

(C) sukhothai fc

タイ1部(T1)リーグに所属するスコータイFCは、タイのスコータイ県を本拠地とする新興クラブながら、2016年にタイFAカップで優勝(プミポン国王の崩御により大会は中断、準決勝に残ったチームによる抽選の結果スコータイが優勝)。翌2017年にはACLプレーオフに出場している。

ラムジー自身は、2017年のセレス・ネグロス以外は基本的にフィリピン国外でプレーしているが、今年からリニューアル開催されるフィリピンプレミアリーグが、参加クラブチームの減少により競技レベルの低下が見込まれていることもあり、フィリピン代表クラスの選手たちの、マレーシアやタイのリーグに新天地を求める動きが活発になっており、アジアカップを終えた代表選手たちの移籍が次々と発表されることになると思われる。

フットボール・フィリピンでは、フィリピン代表クラスの選手、日系フィリピンハーフ選手やフィリピンでプレーしていた日本人選手たちの移籍加入情報をお届けしていく予定だ。

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